「ご挨拶」
「克己して学問に励む」
広学館の基本理念で、「自分の感情・欲望・邪念などにうちかって学問に励もう」という意味です。スマートフォンの普及により、集中して学習できない生徒を多くみるようになりました。「やるべき時はやらねばならない」というごく当たり前のことをしっかり教えていきたいと思います。小中学生の学力の差は、「勉強に集中できているか」「短時間でも日々の復習をしているか」によって大きく差が開いてくると思います。それが暗記力にもつながり、テストの結果に大きく影響していきます。塾に来ている時に分かるのは当たり前です。塾から帰った数日後、その理解した内容を覚えているのかが重要です。広学館は生徒1人1人の状況を見ながら、自宅での学習が十分でない生徒に対して、呼出無料個別補講を行ってフォローしています。
「人事を尽くして天命を待つ」という言葉があります。広学館のもう一つの精神指導の柱です。人事を尽くすとは、目標に向かって苦しくとも全力を出して努力することで、天命を待つとは、その努力を他の人々が評価し、人々から尊敬され、信頼され愛されるということだと思います。歴史上の偉大な人々の共通点は「努力と忍耐」です。アメリカの初代大統領ワシントンは、「友情は成長の遅い植物である。それが友情の名に値するようになるまでには、いくたびかの困難に耐えなければならない」と言っています。そして、「友情」とは「思いやりの心」のことで、人間関係で一番大切なことです。この最も大切な「心」を育てる土台となるのが学問です。生徒諸君は目前の困難に勇気を持って忍耐強く立ち向かい、充実した日々を送ってください。
広学館は開塾して47年目を迎えております。これからも生徒一人一人の表情をしっかりと見ながら、信頼される塾を目指してまいります。
広学館 館長 尾崎 明広
